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⑤呼吸について

  • 執筆者の写真: Maki Okudaira
    Maki Okudaira
  • 2020年2月19日
  • 読了時間: 3分

こんばんは!奥平真希です。


発声についてまとめる回もやっと5回目になりました。

そしてついに呼吸についてお話する回となりました!

やっと呼吸かよ・・・って思った方、お待たせしました。

過去5回の中で一番大事な話をしないといけないかもしれません。



ではみなさん、

腹式呼吸という言葉はご存じですか?

「腹式呼吸」で歌いなさい!と学生の頃に言われた方もいるのではないでしょうか。

では、腹式呼吸とはなにか。


寝ているときにしている呼吸、とか

おなかに息が入っている呼吸、とか言われたりします。

確かに、寝ている時って、おなかが膨らむんですよね。




でも寝転んでいる状態をそのまま立って再現するときに、おなかが膨らんでいるとしたら

「わざと膨らませていませんか?」

ということです。




結論を言いますと、

おなかが膨らまない方が良いです。

これはあくまで私の考えです。



なぜ吸うときにもおなかを膨らまさない方がいいのnか?

歌の時にコントロールしにくくなるからです。

(これは立っているときの話です、寝ているときにおなかが膨らむのは自然なことです)



吸うときも吐くときもおなかは膨らませない。

でも、おなかを膨らませて吸うことこそ腹式呼吸なのだ!という方もいるので、

そういう方はご自由に・・・


でも、、それじゃうまく吸えないよ!!!

という方。いますよね、そうですよね。



腹式呼吸をやめて・・・・

腹胸式呼吸、をやってみましょう!


何じゃそりゃ、と思う方、まずは私のおすすめの呼吸法で2年やってみてください。笑

腹式呼吸は私は否定はしませんが、このやり方の方がおすすめです。


まず、おなかは膨らませません、丹田を意識します。

▶丹田についてはこちら


そして肺が膨らむのと同時にあばらが開くのを感じます。

そのとき、背中にも息が入る感覚があると◎です


そして息を吐くときに、胸が下がらないように&あばらが閉じないようにしながら

安定した息を吐きます。ふーーーーーーっという感じです

そのとき肩に力が入らないように。。

ほとんどの人が気がつかないうちに肩が上がっています。笑

肩は自然な状態で。息が入ることで多少上に上がることは自然なことです。

そして、おなかはどんどん身体の中に入っていくように



「胸を下げずに、あばらを閉じずに」ということが難しいです。

習得するのに毎日続けても2年はかかります。




余談ですが・・・

昔、高校時代に国立音大の夏期講習か冬期講習を受けに行ったんですよね、

そのときに北海道から来ている子とお友達になって、

その子が「歌ってるときに胃が固くならない方が良いって先生が言ってた」と言っていたんです。

高校時代の私にはそのことが意味がわからなかった。

私は先生に言われたことのない言葉だった

でも大事なことのような気がして覚えていたんです。



では、

胃が固くなる、とは何のことなのか?

胃が固くなる、というのはつまり、あばらが閉じて身体が締まっている状態、でないでしょうか?

アプローチ方法が違うだけで、同じことを言っている、というのはよくあることです



胃が固くなるまでにはあばらが閉じている状態になっているという状態を経由して

そこからさらに身体の筋肉を外側から内側へ使うような使い方をしている状態です


「胃が固くならない方がいい」という言葉、今は理解できるし、同意します



身体は全面部分を外側に開くように使うことで、背筋をうまく使うことができます。




・・・って呼吸について書くつもりが、大事なことがかけていないー!!!笑

ということで、次回も呼吸について書きます・・・


#発声 #いい発声とは





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