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  • 執筆者の写真Maki Okudaira

②丹田について

更新日:2020年2月19日

こんにちは、奥平真希です。

発声について毎日書いていったらいつかネタが尽きるんだろうなーと思いつつとりあえず続けています笑



本題に入る前に、最近感じたことを書きますが・・

良い声とはなんぞや、発声とはなんぞや、と毎日のように考えているのは私だけでなくて、プロはもちろん、高校の放送部の子たちや一生懸命歌を歌っている音大生とかもそうだと思うんですが、


わたしは普段山梨にいるとき高校で勤務しているので(あまり言ってはいませんが)放送部の子たちの様子をみるわけですね。


で、いい声で読んでるわけです。

でも「言葉が耳に入ってこない」んです。届かない



なぜか?

読んでいる中身を伝えることよりも

声のことを気にしすぎ!


自分の声を聞いてしまっている。

もちろん自分で話す言葉を聞くのは当たり前なんですが、自然と聞こえている状態と声を聞きながらしゃべっているのでは聞こえ方が全然違うんです。


あ、私は顧問ではないのでなかなか言いにくい立場なんですがね・・・

あ・・またどうでもいいことを言ってしまいましたが・・


つまり

声が気になる状態、発声が気になっている状態では、中身を伝えることはほぼ不可能!


ということ。

でもこれって歌でも同じだと思うんです

クラシックでもジャズでもソウルでもファンクでもロックでもポップスでも・・・!



つまり、発声は学ぶけど、身につけたら、頭は発声から離れないといけないんです。

これは絶対に離れないといけないです。。



さて、やっとこさ本題に入りますが、

②丹田について、と書きましたが、そもそも・・・



丹田って何?

どこ・・・?w


って方、いるんじゃないでしょうか。ハイ、そうですよね、今説明します・・・



おへその下5㎝の位置で、おなかの中5㎝の部分、です!!


え・・・結局どこ・・・って思われた方もいるかもしれません。

そもそも丹田という考えが東洋医学から来ており「臓器の名前ではない」

感覚として意識しやすいよう名前がついているということですね。


丹田は呼吸のことを考えるときによく出てくる名前です。

じゃあどういう意識をしたらいいのか?


重要なのは、


息を吸うときも吐くときも丹田が身体の中にピっと入っていること。




え・・・そもそも丹田って身体の中の話だよね?と思った方。

息を吸うとき、おなかがぶにんと出ていませんか?(おなかの脂肪の量は関係ありません・・・)吐くときにおなかが外に張るような感覚にはなっていませんか?



常におなかの中にピっと入っている状態、ということは

吸うときも吐くときも、歩くときも・・・走るときも笑


走るときというのは極端ですが、慣れるまで常に意識していました。



そして、呼吸については別の回で書こうと思っているんですが、

たまに腹式呼吸を意識しすぎておなかも膨らます方がいるのですが、わたしはそのやり方をおすすめしません。


おなかを膨らませて息を吸うと確かに息の入る量はふえる感覚がありますが、吸ってから吐く瞬間に一瞬空白が生まれてしまう感じがあります。

これだと歌を歌うための呼吸ではなく、息を吸うための呼吸という感じになります。

これはあくまで私の感想です。



ということで、みなさん生活の中で丹田を意識してみてくださいね~!


#発声 #丹田



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